NEXT DOOR

何気ない会話
何気ない仕草
いつもと変わらぬ帰り道
ふと君が僕に言った言葉

僕は何だか信じられなくて
嬉しくて可笑しくて
ふいに笑ってしまったね

ただ夜空があまりにも綺麗で
君がただ唯一知っている星座を
指差して　ごまかした

今のこの気持ちを何と言うのだろう
幸せ過ぎて　幸せだと感じることも出来ない
でも　心から溢れては
微笑まずにはいられない

これから僕たちの道の上には
どんな物語が待っているのだろう
君の夢や僕の目指すもの
同じじゃなくてもいいと思えるよ
違っているからこそ　分かり合える

ねぇ　君は言ったね
僕を「わがまま」だと
でもそれ以上に「優しい」と

君のことが好きなのかどうか
まだこの心に素直に言い切れないけど

きっと　あの時笑ってしまったのは
幸せが溢れてきたのは
紛れもない真実だったから

これからの二人の道を祝福しよう
幸せも痛みも苦しみも希望も
全部抱きしめていこう

そう思えるようになった
そう言えるようになった

僕が何だか可愛くて
また笑ってしまったんだ

No Way

伝えたい気持ちは溢れるのに
言葉という壁が　僕の心を邪魔する
きっと　君も戦っているんだろう

思いだけ膨らんで
噛み砕いて飲み込んで
いつになったら　僕たちは
本当のことだけ伝えられるのだろう

そのうち　自分を見失って
君の心さえ分からなくなる
ねぇそんな風になってしまう　その前に

ここから連れ去って
難しく考えてしまう前に
なにもかも奪ってほしい
全て忘れさせて　笑わせて

同じ過ちばかり繰り返しても
結局は求めてしまう
時間は傷を癒しても
記憶までは消してくれない

伝えたい気持ちはここにあるのに
なぜいつも　素直に言えないのだろう？
きっと　君も考えている

周りを見渡せば
誰もが幸せそうに見える
きっと　僕もそれを望んでいるんだ
でもどこかで強がっている

会うたび気持ちは焦がれてく
悲しいほどの愛しさと
怖いほどの不安が
いつも僕の本音の邪魔をする　その前に

ここから連れ去って
難しく考えてしまう前に
なにもかも無茶苦茶にして
全て忘れさせて　笑ってほしい

one more please?

ほらね　まただ
私の知らない私がいる
心の奥底で冷たく凍っている

我に返るな
夢を見続けなければ
そう思えば思うほどに
手の届かない場所へと沈んでいく

君のことが好きなはずなのに
なぜ　こんなにも心が軋む？
笑顔作れば作るほどに
もう一人の私が高い所から俯瞰している

誰に相談しても答えは同じ
本当の苦しみを分かっているのは
私だけなんだってことに
また嘆き悲しむしかない

君の弱い部分を見つける度に
だんだんと遠くに離れていく
それを受け入れれば受け入れる程に
私の心は遙か彼方へと霞んでいく

君のことが好きだから
こんなにも苦しいんだろう
同じ過ちばかりを繰り返してしまう
こんな私を許して

心を澄まして
本当に思っていることだけ感じて
私が今何をしたいのか
君に何をしてあげられるのか

正しい答えを教えてくれたらいいのに

NEXT SPRING

一人きりになると
どこか弱気になってしまう　僕の悪いクセ

君は今どこにいるのかな？
どんな言葉なら喜ぶ？
どうやったら苦しみ分かち合える？
そんなことを永遠を考えてしまうんだ

それでも君の笑顔を見た瞬間
全てどうでもよくなってしまう
答えは目の前にあったから
それだけで十分だったんだね

二人でいても
どこか不安になってしまう　僕の悪いクセ

いつまでこうしていられる？
ふとした拍子で壊れてしまう？
どうやったら時間を止められる？
そんなことを性懲りなく考えてしまうんだ

それでも君の温もりに触れた瞬間
全て忘れてしまうんだ
難しく考える必要なんてない
そこにいるだけで幸せだったから

永遠なんて信じる性格じゃないけど
こんな日が　いつまでも続くことを願っているよ
笑顔も泣き顔も　全て半分こにして

そうやって　これからも歩いていこう

同じ景色を　同じスピードで見つめていこう

そう思えるようになった自分が
なんだか嬉しくなったんだ