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夕暮れ染まる町並みに背を向けて
一人で膝を抱えていたね
これもまた人生なんだって
自分に言い聞かせては
襲われるひどい寂しさに
胸を震わせていた

でもきっとそれは
僕が目を背けていたから
何にも見えない　聞こえないフリをして
強がっていただけなんだね

さぁ　顔を上げて立ち上がろう
未来は君の目の前にあるから
怖がらないで　怖気づかないで
大丈夫だって　僕だけのおまじないをかけて
未だ見ぬ　その一歩先を見に行こう

例えば　君と僕とは
生きるスピードも　思い伝える術も違うのに
必死に分かり合おうとする
時には嘘なんかもついちゃったりして

でもきっとそれは
一人になるのが怖いから
「取りあえず」なんて気持ちで近寄らないで
僕はそんな小さな人間なんかじゃない

君も今頃見ているのかな　
あの頃向いていた方向は同じだったはずなのに
どこの道で分かれてしまったのかな？
そんな感傷に浸ってみたりして

さぁ　手を広げて風を感じよう
生きるということを全身で受け止めて
焦らないで　強がらないで
大丈夫だって　僕だけのおまじないをかけてあげる
未だ見ぬ　この一歩先を共に行こう

涙見せた　その悔しさも
いつかきっと　思い出に変わる日が来るだろう
その日まで　ただがむしゃらに
前だけを向いて歩いていこう