the way to the rainbow

こんな月が見えない
静かな夜には
記憶に埋もれた
遠い過去を思い出す
 
遙か昔にも
こんな景色を見たような気がして
星空を見上げていたら
ふと優しい風が吹き抜けた
 
きっと　僕たちは
出逢うために見失い
分かち合うために涙し
それぞれの未来を思い描きながら
幾つもの命を紡いできたんだろう

どうか笑って

こんな時代の中で
生まれてきた事に
意味を見出すのは
難しいことかもしれないけど
 
遙か昔にも
僕たちはこんな風に生きていた
青空を見上げたら
ふと懐かしい香りが舞った
 
きっと　僕たちは
同じ夢を見て
同じ未来を信じた
それぞれの花を抱きながら
幾つもの運命を紡いできたんだろう
 
どうか　信じて

LOST

ねぇ　本当はもう知っていた
現実はこんなものだって
それでも見て見ぬフリ
気がつかないようにしていた

人間は何で決まる？
外見かって？
心かって？
そんなこと　どうだっていい
ただ　生きるので必死だった

どこまでも続くこの道の上で
一体　僕は何を手に入れた？
何を知り　何を学んだ？

ただ綺麗な夢ばかり並べては
現実を嘆いてたの
諦める術すら分からずに

大丈夫だって言い聞かせて
まだ　戦えると前を向いて
傷を負った事にすら気がつけずにいた

未来は何で決まる？
過去かって？
現在かって？
そんなこと　どうでもいい
ただ今を生き抜ければ十分だった

果てしなく広がる空の下で
一体　僕は何を感じた？
何を掴み　何を手放した？

ただ綺麗な言葉ばかり並べては
世界を嘆いていたの
立ち止まる術すら知らずに

大丈夫だって言い聞かせて
まだ　戦えると前を向いて
傷を負った事にすら気がつけずにいた
 

I was...

僕の名を呼ぶ声が
聞こえたような気がして
ふと立ち止まってみた

いるわけないと分かっていたから
僕は振り返ることなく進み続けた
期待するだけ虚しいと
苦しいだけだと言い聞かせた

もう二度と戻れない
あの虹の向こうに
たくさんの思い出と記憶を残し
僕たちはそれぞれの道を歩き出した

僕はまだ夢を見ることが出来ずに
ただ目の前に続く道を歩いています

君の声がふと鮮明に
耳の奥を駆け巡って
僕はまた目を閉じる

幻想だと知っていたから
僕は耳を傾けることなく進み続けた
絶望するだけ悲しいと
もどかしいだけだと言い聞かせた

もう二度と帰れない
あの空の向こうに
数え切れぬ笑顔と幸せを残し
僕たちはそれぞれの道を歩いている

あれから僕は一体
何を手に入れた？
何を失い　何を遺した？

なんて諦めの悪いことを考えている

Everlasting

ねぇ　僕はいつまでも待っているよ
星が見えない夜だって
風が吹き荒れる道だって
僕はいつまでもここに立っているから

目に見えないものを欲しがっていたなんて
もうどれくらい昔の話なのかな？
今となっては懐かしいよ

何を選び　何を捨てていくのか
そんな難しい質問いならい
僕は僕のままでいるだけ
君は君のままでいればいい
それだけでから

ねぇ　僕はどこまでも進んでいくよ
明日が見えない夜だって
棘が待ち受ける道だって
立ち止まらず歩き続けていくから

目に見えるものばかりが真実とは限らない
それを教えてくれたのは
他でもない君だったから

何を望み　何を諦めるのか
ちゃんと見極めていてね
どこでなにが待ち受けるのか
そんな先のことなんて分からないけど
決して目をそらさないでいて

ねぇ　僕はずっと前を向いているよ
光が見えない夜だって
傷つき涙する道だって
振り向かず前だけを向いているから

ねぇ　僕はいつまでも待っているよ
星が見えない夜だって
風が吹き荒れる道だって
僕はいつまでもここに立っているから