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MY WORDS~KEY~

友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。

   

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黒髪

君がいなくなって

私は髪を黒くした

別に

君が黒髪の人が好きと

言ったからではなくて

なにかを変えたかったから

でも 逆に

鏡に映る自分を見るたびに

昔を思い出すような気がして

なんだか 寂しくなるんだ

だけど もう少しの間だけ

この黒い髪のままでいたい

自分に対する戒めなのか

それとも まだ

ひとしずくの

淡い期待を抱いているせいなのかな

なぜだか 分からないけれど

でも 黒い髪の私も

嫌いではないということに

気づいたような気がする

今日この頃です

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待ち侘びて 邂逅ふ人よ 雨音に はや幾度目の 運命なりけむ

そう あの時も
ちょうどこんな土砂降りの
俄か雨に襲われて
この木の下に逃げ込んだよね

私はあなたのことを知っているのに
あなたは私のことを知らない
その事が無性に悲しくて

だけど 時間なんて必要なかった
あなたと私の間にあるものは
たったひとつだけ
もう決まっていたから

もう何度目の運命になるだろう
もう幾度 あなたの結末を見てきただろう
それでも 私は生き続ける
いつか あなたと共に生きる そのために

乾きかけたその髪に
時が過ぎたことを知る
だけど まだこの心は
あなたを求めて止まない

いつかは許してくれる日が来るのだろうか
いつかは語り合う日が来るのだろうか

次に会うときは 別の運命を開けるのかな
それとも また同じように
あなたを失ってしまうのかな

あなたは私のことを知らない
私もあなたの知らない
そんな頃に戻れたらいいのにね
そうしたら こんな苦しい思いも
しなくて済んだのかな

もう何度この運命を迎えただろう
もう幾度 あなたの背中を見送ったのだろう
そうして 私は生き続ける
いつか あなたと共に歩く そのために

何度 やり直したとしても
変えられない運命があるとしたら
それは こんな運命の事を言うのでしょうか
それでも 繰り返さずにはいられない

もう何度目の運命になるだろう
もう幾度 あなたの結末を見てきただろう
それでも 私は生き続ける
いつか あなたと共に生きる そのために


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「ごめんね」と「ありがとう」

理由のない「ごめんね」なんてないよ

理由のない「ありがとう」なんてないのと同じ

君がそんな悲しそうに頭を垂れて
謝っているのは分かるけれど

ねぇ 一番私を締め付けているのは
君のその「ごめんね」と言う理由が
君自身ですら分からないということ
なら 謝らないで泣かないで

そんな一言で全てが終わってしまうほど
私たちを繋いでいた糸は脆くて細いもの
君が笑う理由もなく理由も
今では もう分からない

それ以上 聞かないで言わないで
全てを投げ捨ててしまいそうだから

意味のない「ごめんね」なんて虚しいだけ

意味のない「ありがとう」なんてただの嘘

今さら全てをやり直そうにも
もう全てがゼロになってしまったから

ねぇ 一番君を締め付けていたのは
私のこの「ごめんね」だったのかな
許されると思い込んでいた
浅はかな私を許して

こんな一言で全てが砕け散ってしまうほど
私たちを紡いだ言葉は重くて意味を持つもの
そのことを思い知らされて
今では もう戻れない

「ごめんね」も「ありがとう」も
なにより意味を表す言葉だったのに
いつの間にか私たちは
その言葉の持つ力に頼りすぎて
自分自身の心を見失ってしまったのかもしれない

それ以上 聞かないで言わないで
「ごめんね」も「ありがとう」も
今は言いたくない聞きたくないの

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待ちて世の 遙けし風に 定めのせ 我ぞ道の しるしなりける

目の前の現実の冷たさに打ちひしがれて
ひとり 何も言わず 立ち尽くしている
頬を伝う雨が痛いほどに身に沁みて
自分の存在の矛盾にきしむ心

ふと あの頃の思い出が頭をよぎる
温かくて楽しくて優しくて
もう二度とは戻ってこない過去

あと ほんの少しだけ勇気が欲しい
決断と一歩前に出られるだけの勇気を
それだけでいい 今はそれだけで
後のことなんて考えないで
ただ この今を生きる勇気が欲しい

見えずに捕まえられぬ 空気のような存在で
誰かのお気に入りになることも出来ない
ただ その空間を傍観してきた
何が起ころうとも 自分との間に線を引いて
何も見えぬふりをしてきたんだ

分かっているよ
自分のことを一番知っているのは
他でもない自分でしかないことも

ねえ ほんの少しだけの勇気でいい
現実と自分に向き合うための勇気を
それだけでいい たったそれだけ
望み過ぎてしまったのかな
ただ その今を生きることに必死で

他人の心の中なんて分かるわけないし
私自身の心の中も分からないでいる
今 何が本当にしたい事なのか
自分に問いかけたって
無言と沈黙が支配するだけ

目の前の現実はいつだって 冷たい
頬を濡らす雨はいつだって 私を地に打ち付ける
自分の存在はいつだって 誰かにとっては無意味なもので
こんな 世界でなんとか這いつくばって しがみついて
生きていく証を見つけようとしている

それは愚かなことなの?

あと ほんの少しだけ勇気が欲しい
決断と一歩前に出られるだけの勇気を
それだけでいい 今はそれだけで
後のことなんて考えないで
ただ この今を生きる勇気が欲しいだけ

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