day break

別に誰からも好かれようなんて
そんなこと望んでもないさ
結局　人は人　僕は僕
生きたい様に生きなきゃ　損じゃない？

そんなことを　この前
友達にアドバイスしてみたんだ
でも　それって
僕自身にも言えることなんだって
ふと気が付いたんだ

大事なものばかり失い過ぎた
守りたい人ばかり傷つけ過ぎた
目の前に残る道は
誰も何もいない　孤独な景色

痛いよね　苦しいよね
君が差し出した冷たい手が
現実へと引き戻した

別に誰からも愛されようなんて
無理矢理　笑う必要なんてないさ
結局　八方美人でいて
傷付くのは自分自身でしかないよ

そんなことを　この前
友達にアドバイスしてみたんだ
なんだか　それって
天に唾を吐いているような感覚
ふと僕は目が覚めた

叶えたかった夢を諦める度に
伝えたかった言葉を飲み込む度に
大人になっていくんだろう
なんて生きにくい世界

隣にいる君は　ひどく震えて
何もかもに怯えていた
君は１人きりじゃないよ

諦めた夢も
守れなかった人も
犠牲にしてきた日々も
きっと無駄なものなんかじゃない

今はそう言い聞かせて
ただ目の前の道を進んでいこう

It's too late for regrets

ふいに僕の手から零れ落ちた
夢の１つが音を立てて壊れた
その破片を拾い上げて
君は苦しそうな笑顔を浮かべた

その瞳の中の海に溺れて
視界を失った僕は
ただ暗く青い世界で手を伸ばす
どうか　この手を握って

いつも同じ繰り返しなんだ
独りよがりな希望と妄想を抱いて
君に押し付けていた
それに応えようと君はもがいていたのに
なぜ　それに気がつけなかったのだろう？

壊れていく　動き出してく
僕の目に映る景色　時間　出会いと別れ
手を伸ばせば届きそうな距離なのに
なぜ　体が動かないの？

この道の先に　君を待つ人がいる
大丈夫　僕はこっちの道を行こう
人は道を選び続けてこそ
初めて意味を見出すことができると
教えてくれたのは　君だったから

だから　「ごめんね」なんて言わないよ

ふいに僕の手から零れ落ちた
希望の１つが光を帯びた
その光を拾い上げて
僕は１人微笑んでみた

Foolish

なぜあの時はっきり答えを出せなかったのか
今考えても分からないけど
曖昧な君に　自分自身に腹が立つ

生きている世界とか守るものが違うとか
そんなもののせいにしたくはない
それでも君と僕は
大事な人も叶えるべき夢も歩む道も
全てが違うんだ　分かってる

何事もなかったかのように笑えるよ　私なら
明日の今頃にはいつも通りになっているから

なのに　どうして？

君はそんなにも被害者ぶってるの？
痛みを表情に出していれば　
誰かが心配してくれるとでも思ってるの？
そんな子供じみた所がね　私は大嫌いなんだよ

かと言って私だって
全てを噛み砕いて粉々にしたのに
いつまでもこうして考えている
誰にも気がつかれることなく　心配されることなく
ただ内に秘めた　この思いだけが
悲鳴を上げて　音もなく弾けて　消えていく

真実なんて知りたくないよ
君がどう思っているかなんて関係ない
自分がどうしたいかなんて気が付きたくもない
ただ目を閉じて　耳を塞いで
それ以上　惨めにさせないで

被害者を演じるならば　それなりの覚悟を持ってよね
他人の優しさとか馴れ合いだけを求めて
上辺だけの涙を流しているなんて
本当は見下されているだけかもしれない

きっと　あの時はっきりと答えを出さなかったのは
最初から全て分かっていたから
考えずとも　そこに答えはあったんだ

明日　君にあったなら全てを伝えよう
　

just one kiss

崩れていく　僕の輪郭が
夕闇の中に溶けて消えていく
どれだけ手を伸ばしても
君にはもう届かない

命を作り出すのは　いとも容易い
だけど生きる意味を見出すのは
こんなにも難しいことなの？

あの日　君が言った言葉が
今でも頭から離れない
正しい答えが何なのかも分からない
会いたいよ　会いたいよ
それだけが今の僕の願い

結局　いつも繰り返すばかり
出会いも別れも　
きっとこのまま時に流されて
辿り着く場所も同じなのだろう

滲んでいく　僕の影が
暗闇の中に埋もれて霞んでいく
あれほど望んだ未来に
君の姿はなかったの

いつか来る終焉に息を潜めながら
それでもここで生き続けるしかない
それは悲しいことですか？

あの時　君の後ろ姿が
今でも僕をここに縛り付けている
綺麗に幕を引けるほど　僕たちは器用じゃない
会いたいよ　会いたいよ
それだけが今の僕の祈り

いつかその希望さえも
奪われてしまうというのなら
この身を凍らせて　時を止めて
ここで待ち続けよう

崩れていく　僕の輪郭が
夕闇の中に溶けて消えていく
どれだけ手を伸ばしても
君にはもう届かない

会いたいよ　会いたいよ
それだけが今の僕の願い