MY WORDS~KEY~
友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。
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Human Being
どうしてここまで自分勝手なんだろう
思いやりとか常識なんて所詮うわべの飾り
その化けの皮を思い切り剥がしてやりたい
そうね 世の中ってものは
正直者が馬鹿を見るようになっている
騙すより騙された方が悪いって事ね
腐りきった世界で朽ち果てながら生きるくらいなら
いっそのこと 跡形もなく砕け散りたい
だけど 人間だれもが孤独を恐れるもの
都合のいいときだけ縋りついて泣きついて
用がなくなった途端に切り捨てていく
こんな汚れた世界で君はどうやって生きていくのか
ふざけないでよって叫びたくても
自分の中の良心がそれを偽ってしまう
そうやって微笑む私の笑顔が全部本物だなんて
思っているそこの人 大きな勘違いね
だけど 私に選択肢はない
ここに生まれ落とされた以上に
ここで生きていかなければいけない
もういい加減にして捨ててしまいたいなんて
本当は言ってはいけないことなんだろう
ねぇ 君に私の何が分かるって言うの
私の心の何が見えているというのかな
なぜこんなにも残酷で辛辣でもどかしいの
もう最後にしよう こんなくだらないこと言い合うのは
善人ぶってないでさ
いっそのこと さらけ出して見せてよ
あなたのその黒い部分 偽っている表情
それに騙されている人たちがかわいそう
ねぇ 聞こえているの?
そうね 世の中ってものは
正直者が馬鹿を見るようになっている
騙し騙され 憎しみあって作られている
腐りきった世界で誰かを犠牲にしながら生きるくらいなら
いっそのこと 跡形もなく砕け散りたい
ウタカタ
素直に表に出せるほど
私は出来た人間じゃないし
楽しくないのに笑えてしまって
泣きたいときに泣けない
そんなひねくれたものだから
過去に浸るのは恐くても
過去を現在に引き込む事はできる
どんな笑い話でも泣き話にでも出来るわ
さぁ 思いっきり笑ってよ
こんな馬鹿で子供じみた過去を
いちいち同情とか哀れんで欲しくない
それならいっそ 笑い飛ばしてよ
いつでも何かに
追いかけられている
ただひたすら逃げているの
人の目を見るのが得意で
目を見られるのが恐い
感情を隠せているはずなのに
本当に伝えたい事はいつも
上手い言葉にならないでいるの
優しい意味のはずなのになぜこんなにも
牙を向いてしまうのだろう
自分でも分からない心の奥底を
君はどこまで知っているのか
きっと 私は君の心の奥なんて
見えていないんだろう
過去に浸るのは恐くても
過去を現在に引き込む事はできる
どんな笑い話でも泣き話にでも出来るわ
さぁ 思いっきり笑ってよ
全てが何事もなかったかのように
深遠で消えていく泡沫のように
Let it be...
むかし私がまだ子供だった頃
夢の中であなたは言いました
「なぜ、あなたはそんなにも生き急ぐの?」
幼い私はその意味も分かるはずもなく
ただ目の前に見えるものを
がむしゃらに追いかけてしがみついて
今を生きていた
でも今ではその言葉の意味も分かる気がする
「なすがままに」
現実をねじ曲げて辿り付く場所も
時が過ぎるままに流れ着く場所も
どちらも同じと言うのなら
ただ なすがままに ありのままに
あなたはそう言いたかったのでしょう?
むかし私がまだ泣き虫だった頃
あなたは私の頭を撫でながら言いました
「泣きなさい。笑いたくなったら笑いなさい。」
幼い私はあなたが輝いて見えて
全て救ってくれる気がした
こんな私でも居場所があるのだと
教えてくれた
今ならその言葉の意味も分かる気がする
「なすがままに」
誰かの笑顔の分 誰かの涙もある
誰かの希望の分 誰かの絶望もある
どちらも同じと言うのなら
ただ なすがままに 流れ着くままに
あなたはそう言いたかったんでしょう
今ではもう あなたは私の前に現れない
大人になってしまったから
でもあなたの言葉もやさしさは
今でもこの胸の中に残っている
辛いとき悲しいとき
いつでも私はこう呟くでしょう
「なすがままに」