MY WORDS~KEY~
友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。
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PAIN~消えない傷跡~
不意に震える手を隠した
ねぇ 何度裏切られたら
私は涙を流せるのだろう
本当は分かってた
目の前にあるもの全てが
虚実だったってこと
誰よりも信頼できると思っていたのは
私だけだったってこと
もう何も信じないよ
傷つくだけと知っていても
それでも縋りつこうとした
私が愚かだったんだね
思いやりも言葉も全て
裏腹だっただなんて
所詮 人間なんてそんなもの
言わなければ何事もなく終わった
見なければ何事もなく笑えた
でも 我慢できないとかじゃなくって
自分自身の怒りを制御できなかったの
「こんな大人にはなりたくない」
と言った私を あなたは
私なら絶対そんな大人になると
言い切ったよね
否定したのは自分だけだったけど
少なくともあなたたちのような
容易く人を裏切れるような人間にはならないわ
一番許せないのは
真実を話さないくせに
同情とか思いやりとかを
かけてくることなの
ねぇ 私の何を知っているの
一体何を知ろうとしてくれた?
もう何も期待しないよ
一人で突っ走って衝突して
それでも手を伸ばそうとした
私が馬鹿だったんだね
涙も笑顔も全てが
虚像だっただなんて
所詮 人間なんてそんなもの
花葬
目を瞑ればそこにある
蒼白い月 黒い空 銀の星
その元に広がる緑の海原
色彩溢れる花が咲き乱れて
そこに眠る面影ひとつ
君は誰なのだろう?
遙か遠い昔に出会った
記憶があるのだけれど
薄い雲が覆っていて
思い出せないよ
人ごみに流されて
消えることも許されずに
今日も生かされる者全てに
いつか永遠の眠りが訪れるのなら
その世界は誰もが一度は夢見た
誰の記憶の中にも在る
あの場所なのかな
それまでの人生の全てを
変えていってしまうような
運命があるとしたら
それはどんなものなのかな?
全てを賭せるような何かがあるのかな?
この道が正しいのか
聞かれても分かるわけもない
そんなこと分かっていたら
後悔なんてしてない
涙なんて流していない
人ごみに飲み込まれて
同化することも出来ずに
それでも今日を生きる全ての者たちよ
いつか訪れる永遠の眠りを
待ち焦がれているのならば
その場所は誰もが一度は夢見た
あの世界なのだろう
目を瞑ればそこにある
蒼白い月 黒い空 銀の星
その元に広がる緑の海原
色彩溢れる花が咲き乱れて
そこに眠る面影ひとつ
another feel
結局 歩いている 夕暮れ
君に会いに行くんじゃないからと
小さく言いわけした後
でも 君に出会った瞬間
そんなことどうでもよくなって
いつも通り変わらない君に
懐かしさと嬉しさがこみ上げてくる
ぎこちなかった会話も
お互いに冗談言い合ってふざけあって
なりたかった二人とは少し違うけれど
それでも 君との時間は大切なものだった
ふと君が口にした言葉
本当はショックなはずなのに
ねぇ 笑って言葉返せた私に
本当のことに気がついたのかもしれない
君が好きだったはず
なのに この感覚はなんなの?
苦しくもなく切なくもなく
でも 君を忘れられない
私が知らなかった君を知る度に
君を好きになっていく
でもそれは恋愛感情じゃなくって
切ない感情でもないんだ
これからの二人の道は
どんな風に交じり合っていくのか
見当もつかないけれど
君に出会えてよかった
あの日 無邪気な君を見て
初めて君を愛しいと思った
いつまでも同じ道を歩きたいと
見守ってあげたいと
心からそう思えたの
and you...
君があまりにも優しいから
私は思わず 口にしてしまった
君は変に思ってはいないかな
一人 うつむいて赤らむ顔
本当はもっとわがまま言いたいけれど
君に迷惑はかけたくないし
生きる場所も 目指す場所も違う私たちは
干渉し合ってはならないんだろう
高い丘から見下ろす街は
沈み行く真っ赤な夕日に染まっていた
世界の果てに
私たちだけが残されたかのように
見送るように 名残惜しそうに
ただ 言葉もなく見つめていた
たいした事じゃなくても笑い合えた
ただ時々 会えればそれでよかった
きっと これからもそう思えていけたら
ずっと 君と笑って会えるのだろうね
君の笑顔を見ていると
それだけで救われたよう
君が少しでも私のこと
気にかけてくれるなら 嬉しいけど
本当はもっと言葉交わしていたいけれど
君を歩みを止めたくはないし
戻る場所も 休む場所も違う私たちは
きっと 同じモノにはなれないんだろう
君と私の手の中に残されたのは
いびつで傷だらけだけど少し似ている
同じ時間を生きている証
私たちだけが知っている 小さな秘密
君は言ったね 少し微笑みながら
急がずに ゆっくり歩けばいいと
その何気ない言葉で
私がどれだけ報われたか
君はきっと知らないでしょう
それは 私だけの秘密
君が生きていく道と
私が生きていく道は
同じなのか違うのか
今はまだ分からないけれど
その岐路が訪れるまでは
もう少し このままいさせて