MY WORDS~KEY~
友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。
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and you...
君があまりにも優しいから
私は思わず 口にしてしまった
君は変に思ってはいないかな
一人 うつむいて赤らむ顔
本当はもっとわがまま言いたいけれど
君に迷惑はかけたくないし
生きる場所も 目指す場所も違う私たちは
干渉し合ってはならないんだろう
高い丘から見下ろす街は
沈み行く真っ赤な夕日に染まっていた
世界の果てに
私たちだけが残されたかのように
見送るように 名残惜しそうに
ただ 言葉もなく見つめていた
たいした事じゃなくても笑い合えた
ただ時々 会えればそれでよかった
きっと これからもそう思えていけたら
ずっと 君と笑って会えるのだろうね
君の笑顔を見ていると
それだけで救われたよう
君が少しでも私のこと
気にかけてくれるなら 嬉しいけど
本当はもっと言葉交わしていたいけれど
君を歩みを止めたくはないし
戻る場所も 休む場所も違う私たちは
きっと 同じモノにはなれないんだろう
君と私の手の中に残されたのは
いびつで傷だらけだけど少し似ている
同じ時間を生きている証
私たちだけが知っている 小さな秘密
君は言ったね 少し微笑みながら
急がずに ゆっくり歩けばいいと
その何気ない言葉で
私がどれだけ報われたか
君はきっと知らないでしょう
それは 私だけの秘密
君が生きていく道と
私が生きていく道は
同じなのか違うのか
今はまだ分からないけれど
その岐路が訪れるまでは
もう少し このままいさせて
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