MY WORDS~KEY~
友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。
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差し伸べる手。
ほぼ徹夜状態が続いている、今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
せっかくの休日もあっという間に過ぎていき・・・気がつけば、7月も後半。もうすぐ梅雨も明けて夏ですね。
先日東北で起きた、中越沖地震。
今でも多くの被害が続いています。
私の遠い親戚が、柏崎に住んでいていたので、一時、家中が騒然となりましたが、安否も確認でき、なんとか落ち着きました。
私は生まれて、まだ一度も大きな地震を体験したことがありません。
災害で何かを失ったこともありません。
だから、震災の被害者の方々の悲しみや苦しみに胸を痛めても、当事者の方々の気持ちに比べれば、本当に小さなものだと思います。
人間は助け合ってこそ、その苦しみを共有できるのではないでしょうか。震災にあった被害者に必要なのは、テレビの前で見ている人の「同情」ではなく、実際に手にすることのできる、「物資や励まし」なのだと思います。
と、実際に震災に遭った、親戚の生活を聞いて思いました。
そして、自然の前では、人間は無力なものであるということを。
震えている手を握り締めて
どうにかして立ち上がろうとしている
そんな光景をただ傍観している
そこの人 気がついているの?
次はあなたの番だってことに
ねぇ その目その耳その足
なんのためについているの?
欲しいのは気持ちなんかじゃなくって
あなたのその差し伸べる手
ねぇ 聞こえているんでしょう?
ほんの少しでもいい
この声が聞こえているのなら
この心の叫びが届いているのなら
差し出されている手に気がついて
a lady bird ~迷宮~
こんな私に生きている意味があるのかな
なんて呟いたって
沈黙が答えを物語っている
心が張り裂けそうだった
涙が止まらなかった
いっそ消えてしまえばいいのに
過去も現在も未来も
世界を取り巻いているもの全て
こんな色を失くした世界で
一体何を期待しろっていうの
どこを目指して何を糧にすればいいの
誰もあてに出来ずに
たった一人で歩いてきた私が
一体何を信じろというの
こんな叫びは届いているのかな
こんな願いはどこに堕ちていくのかな
そう呟いたって
すぐに人ごみに飲み込まれていく
全て捨ててしまいそうだった
壊れてしまいそうだった
こんな手に握っているものなんて
ほとんどないけれど
必死に守ろうとしている私がいるのも事実で
こんな感情を失くした世界で
一体何を見て笑えばいいの
誰に肩を預けて何を守ればいいの
どこにも行けずに
たった一つの翼さえ失くした私が
どうやって飛べばいいの
誰かが言ってくれた言葉の分だけ
私が言えた言葉は少ない
誰かがくれた優しさの分だけ
私があげた優しさは少ない
きっと そんな自分にも気がつけていないの
YOUR PAIN
冷たい雨を降らせ続けて
全てを奪っていくかのような風が
世界を渦巻いている
君のからのメールの返事は
どとことない痛みを伴っていて
声にならない叫びが聞こえるようだった
君の苦しみが少しでも分かればいいのに
そう思っているのに
いつも気がつけずにいて
何事もないように君に笑いかけている
こんな私でごめんね
二人で分かち合いたいよ
幸せも希望も
苦しみも絶望も
ねぇ もっと君の思っていることを
私に響かせてほしい
君と私を繋げているものが
消えていくのが恐くて
今が夢ではないこと確かめるように
君の手を強く握り締める
震える手を押さえてでも
君に電話すればよかっただなんて
後悔したところで 君の悩みがなくなるわけでもない
君の傷を癒せてあげたらいいのに
そう思っているのに
励ませるような言葉が
何一つ頭に浮かんでこない 言えないの
こんな私でごめんね
立ちすくみ涙している君の手を
私はただただ強く握り締めていた
暗い道
先も見えない道の途中
誰かに呼ばれたような気がして
ふと振り返ってみた
誰もいないって分かっていたけれど
それでも振り向かずに入られなかった
きっと誰もがこんな苦しみを
その背に背負ったまま生きているんだろう
だけど時々思ってしまうんだ
今この瞬間 不幸を感じているのは
私だけなんだって
何も見えなかった
見たくなかった
目の前で輝き放つ光も
幸せそうに笑い合う人々も
全ていなくなってしまえって
そんな自分勝手なことばかり考える
私自身が
私は許せないんだ
側にいてくれた人の優しさも愛も
痛いくらいに分かっているのに
どうしてなんだろう
それを受け入れようとしない
強がっている弱い自分がいる
いつまで経っても変わらない信号を
待っているくらいなら
遠回りしていけばいいのに
勇気がない私は
いつまでも信号の前で立ち尽くしている
何も聞こえなかった
聞きたくなかった
すぐ側でざわめく人ごみも
意味だけ並べかえる言葉たちも
全て消えてしまえって
自分でも嫌になるくらいに叩きつけられて
私自身が
消えてしまえばいいのにと思った
先も見えない道の途中
誰かに呼ばれたような気がして
ふと振り返ってみた