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MY WORDS~KEY~

友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。

   
カテゴリー「Jewelly Time 」の記事一覧

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マリア

遠く滲んでいく景色
誰も居ない 教会で
静寂が支配する中
僕は君に出会いました

街のざわめきが
嫌に耳をかすめて
頭の奥が この体が
音もなく溶けていきそうな気がした

ねぇ マリア
そんな高い所で見下ろしてないで
いつまでも長い睫毛を伏せてないで
どうか ここに来て
そして 僕の頬にキスをして欲しい

君だけは万人の母でいて欲しい

遥か彼方に消え行く景色
誰も居ない 水辺で
暖かい麗の中
僕は君を見かけました

降り積もる悲しみが
とめどもなく流れ出して
記憶の奥が この胸が 
叫び声も上げずに消えそうな気がした

ねぇ マリア
生まれてきた意味を探さないで
いつまでも祈っていないで
どうか ここに来て
そして 優しく微笑んで欲しい

僕が望んでいるのは
力を認めて欲しいことじゃない
哀れんで欲しいことでもないんだ
ただ 君のその眼差しで
僕たちの未来を照らして欲しい

ねぇ マリア
今 僕と君との間に光が差し
優しく暖かい風が吹き抜けた
一瞬 目を瞑るけど
君がすぐ側に居るのを感じた

遠く滲んでいく景色
誰も居ない 教会で
静寂が支配する中
僕は君に出会いました

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HANDS

どんなに叫んだって
伝えきれない思いがある
その悲しさと寂しさに
涙した夜も確かにありました

だけど いつだって
1人ではないということに
気が付けたから
きっと 僕はこれからも
笑って歩けるだろう

悔やんでも悔やみきれぬ
ことなんて数え切れないほどある
忘れても忘れきれない
ことなんていつものことだけど
それでも こうして前を向いていれるのは
意識しないでも すぐそこにいてくれた
君たちのおかげでした

人なんて信用できないもので
裏切りの繰り返しだなんて言うけれど
それだけじゃないでしょう 虚しいだけでしょう
この声が聞こえているのなら
ねぇ どうかこの手を取ってよ

嘆くことも 泣くことも
後で好きなだけ出来るから
だけど 踏み出すことは 扉を開けることは
今でなければ 意味がない

君がもし1人なんだと
誰も助けてくれないんだって
思うのなら 僕がいるから
僕も もう何度
誰かに助けられてきただろう

責めても責めきれぬ
ことなんて片手だけじゃ数え切れない
憎んでも憎みきれない
ことなんて珍しくないけど
それでも どうにか前を向いていられるのは
望まなくても 手を握ってくれていた
君たちのおかげでした

加速し続けては 疲れてしまうけれど
減速し続けては 前へは進めないから
僕らは僕らの速さで歩き続けて
お互いを支えあっていけたら

ねぇ 君がもし1人なんだと
誰も助けてくれないんだって
思うのなら 僕がいるから
どうか この手を取ってほしい

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こんな雨の日には

天気予報には似合わぬ雨

少しくらいなら濡れても構わないよ

それか近くで雨宿りでもしようか

なんて 隠し心 丸見えな

この時間を長引かせるための理由を探していた

こんな雨の日には

少し湿気を帯びた 布団にくるまって

それが以外に気持ちよくて 好きだと

ふたり くだらない話をしては

思わず笑い合っていました

だけど それがどれだけ幸福な時間だったのだろう

その“くだらなさ”で

どれだけお互いを支えあったのか

なんだか分かったような気がして

そして 胸が暖かくなったのを感じた

ねぇ だからかもしれないけど

こんな雨の日も 君がいれば

悪くはないと思えるようになったんだ

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アマツカゼ

今になって ふと気づく
あの時 この場所での出来事
もうずいぶん昔のようだけれど
いざ ここにくると
何もかもが鮮明に蘇る

きっと 誰もが
忘れられない面影を
その胸に抱きながらも
なんとか立ち上がり
前を向いて歩いていく

何もなかったかのような顔なんて
しなくてもいい それならいっそ
泣けばいい 笑えばいい
隠す必要なんてどこにもない
思い切って 走り出してみよう

言葉なんて形に出来ないから
約束なんて残せないから
その心の奥底に刻み込んで
どんな歳月にも色褪せないように

今さらだなんて 言わないで
あの頃 この場所での思い出
生きていた時間は同じだから
それに価値や重みの違いなんて
何もないでしょう

きっと 誰もが
忘れることない過去を
その胸に背負いながらも
なんとか踏ん張って
空を見上げて微笑んでいる

何も感じないような顔なんて
どうかしないで それならいっそ
喜べばいい 悔しめばいい
押し込む必要なんてどこにもない
眩しいほどの 自分らしさで

笑っていても 泣いていても
空から見れば 小さな点にしか過ぎない
世界はこんなにも広いのに
なぜ ぶつかったりするのだろう

何もなかったかのような顔なんて
しなくてもいい それならいっそ
泣けばいい 笑えばいい
隠す必要なんてどこにもない
思い切って 踏み出してみよう


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