and...

いつもと変わらない場所
でも　何かが変わった気がする

自分の居場所があるのかないのか
そんな曖昧な空間

他人に自分を受け入れてもらえないのなら
それでもいいと思っていた
私は私という存在でしかないから
自分を偽ってまで演じる人格に
何の意味もなく　疲れるだけ

それでも　人の温もりを感じたくて
一人じゃないんだって思いたくて

こうして今でも　笑っている
本当か嘘なのかも分からないような笑顔で

こんな私を受け入れてくれる人なんて
ほんの少しの人間でいい
そしてその人の全てを受け入れたい
偽りの自分ではなく本当の自分を
見せたいんだ　分かって欲しい

人は望み　求め過ぎるもの
そのうちに光さえ見失い
虚構と虚実に埋もれて散っていく

そうなる前にどうか救い出して
もがき足掻いてみるから
この手を取って欲しい
誰か気がついて

誰かに自分を受け入れて欲しいはずなのに
どうしてこんなにも牙を剥く
心と表情は裏腹で　素直になれない
知らぬ間に　自分を偽って矛盾して
ひとり涙流す夜もあるよね

何も変わってない場所
いつもと変わらないはずの場所
でも　何かが変わった気がする

そして　
自分の居場所を見つけるために
またひとつ　扉を開けた