WORDLESS

あれから数え切れないくらい　君に会った
その度に他愛もない会話して
笑ったり　悲しんだりした

ただそれだけだと言い聞かせていたのに

どうしてだろう？
言葉では言い表せない思いたちが
次々と心に溢れていく

素直に言えたらいいのに
今の僕のこの気持ちに
名前があれば　どんなに楽だろう

きっと　友達とは違う
だけど　恋人とかでもない
こんな輪郭のない気持ちだから
言葉では伝えきれないんだね

雨は全てを隠してくれる
君の涙も　僕の思い出も
今はまだ　二人迷っているけど

いつか本当の君の気持ちに巡り会えたら

その時は僕も素直に言おう
この胸の奥にしまってある箱開いて

ねぇ　本当はね
ぜんぶ分かっているのかもしれない
早く君に会いたいって　声を聞きたいって
そう思っている自分がいることを

だけど　あとしばらくは
まだ心の奥に大切にしまっておこう
 

DREAM or REAL?

僕は君にとって
なんの“特別”でもない

きっと　僕にとっても
君はただ“存在”するだけ

そう思っていたのに
どうして　こんなにも胸が張り裂けそうなの

どんな言葉なら
君の思う通りの答えになるのか
僕の存在は　君にとってなんなのか

偽りのない優しさだからこそ
こんなにも怖い

目に見えない温かさだからこそ
こんなにも愛しい

結局　僕は分かっていたフリをしていただけ
ただ状況を傍観していただけ

今の僕は君にとってなんなのか
今の君は僕にとってなんなのか
そんな当てもない問いかけを繰り返している

だって君は優しすぎるから
それは僕にだけしか見せないの？
それとも　今も誰かに見せているの？

ねぇ　僕には分からないよ

今はまだ答えは出せないけれど
いつかきっと　分かる時が来るだろう
心から素直に　胸を張って言える時が

under the mask

平気なフリして平気なんかじゃない
その仮面の下は　泣いている
それを素直に表す術さえ知らないまま
僕は大人になっていくんだろう

ねぇ　この声が聞こえている？
今の僕はどんな風に映っている？
慰めが欲しいわけじゃない
強がっているわけでもない
ただ　本当の答えを知りたいだけ

どうしようもない　こんな道の上で
精一杯の答えを選んで　進んで
それでも　自分の無力さに打ちひしがれて

どんな意味を見つければいいのだろう？

平気なフリして平気なんかじゃない
その仮面の下は　笑っている
誰かを哀れむフリをしているだけなんだ
僕は大人になってしまったのかな？

ねぇ　この声が聞こえているなら
今の僕が成すべきことを知っているなら
どうか　その手を離さないで
一人にしないでいて
ただ　それだけしか望まないから

どうしようもないよ　これ以上
後ろは振り向かないって決めたんだ
だけど　前を見ても何も見えない

どんな意味を見出せばいいのだろう？

ガラクタばかり　大切に抱え込んで
肝心なものは何一つ守れていない

決して綺麗なカタチにななれないけれど
歪に輝いていたい　僕のあるべき姿を見つけて

仮面の下の　本当の僕を見つめていて

Before DREAM

夢の途中で立ち止まった
思い出に出来ぬ過去たちが
ふと僕に笑いかけていた

もう戻れないよ　あの頃に
振り返ったら　もう前には進めない
ねぇ　分かってくれるよね？

それを教えてくれたのは
他でもない君だったんだから

今日の青空は君のように綺麗で
立ち止まって見上げたら
なんだか泣いてしまいそう
遠すぎたその背中が
今でも忘れられないでいる

それでもあの日決めた
夢と別れだけは　後悔してないよ
そうだって頷いてみせて

今でも覚えている
君の笑顔とあの涙
誰よりも僕のことを考えてくれた

今日の夕焼け空は君のように綺麗で
立ち止まって見上げたら
優し過ぎて泣いてしまいそう
あの手の温かさが
今でもこの胸に息づいている

分かっているから
大丈夫　分かっているよ

だけど今だけは　どうか許して