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MY WORDS~KEY~

友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。

   

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ever

今年もまた日々は流され 繰り返す季節は色を変え
あの記念日も何気なく通り過ぎていった
悲しみも寂しさも苦しみさえもない 
ただ傍観者のように 見つめながら見送っただけ
涙は当の昔に枯れ果てて 笑顔の作り方さえも分らない

ただ 人形のようにその場所に生かされて
与えられる運命に従って歩いてきた
あの日 一瞬にしてあっけなく奪われて 散っていった
心待ちにした未来も 信じていた夢も消えて
そこに残ったものはただ 空虚と脱力感

いつまでここに立っていればいいの 
あなたのいる所から私は見えているの
どれだけ遠く離れているのか 見当もつかない
何事もなかったかのように 存在さえ消されて
冷たく寒いところへ 押し込まれてしまったのね

誕生日も出会った日も 今ではただ冷たく横っているだけ
いつか手をつないで歩いたあの道は
塗り固められて面影もない
私の頭の中の思い出の地へと一人 旅をして
そこにはいつでも君の笑顔と背中がありました

君のためになら 涙も笑顔も惜しまない
そう 心に強く決めていたけれど
あの時 君を追いかけて止める勇気さえあったならばと
今さら 後悔して胸が苦しくなって
笑顔も涙も君へと捧げられなくなってしまった

あと何度繰り返せば終わりを迎えるの
あなたの所へとたどり着けるの
どれだけ手を伸ばしても 届かないけれど
ねえ どうか待っていて 私もいつの日か
あなたのいる世界へ必ず行くから 必ず

その時はもう一人きりにはさせない 
例えお互いを忘れてしまっていても きっと巡り逢えるはず
その時 私はきっと わけもなく泣いて微笑んでいるわ
人生で一番 衝動的で運命的で
あなたは どんな表情をしているのかな
きっと 2人は幸せそうに手を繋ぐだろう

ねえ どうか待っていて あの果てなき空の向こうに
あなたを迎えにいくから

 


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一つの世界

今何処に居ようと、一つの世界にいるんだと言う思いこそ大切なのかも知れませんね。
そうすれば必ず手を繋いで歩く事が出来るでしょう。
その時その世界で!!^^

こんばんは

せつない詩が多いですね。
そう言えば私はそういうのはあまり得意ではないかも・・・
勉強になります。
折り句、ぜひ挑戦してみてください。
  • 神楽 さん |
  • 2007/06/05 (23:06) |
  • Edit |
  • 返信

Re:こんばんは

書いているときは、明るい詩なのかもと思っていても、結局は、切ない詩になってしまうことが多々あります。(笑
自分でも不思議ですが・・・。。
折り句、近いうちに挑戦してみます!

Re:一つの世界

そうですよね。例え離れ離れでも、同じ世界で生きているのには違いないのですから、二度と会えないなんて、言い切ることは出来ない。希望を持つということはとても大切なことだと、JYOさんのコメントを読ませてもらって、思いました。

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