MY WORDS~KEY~
友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。
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No Name~something~
君が一つ小さなため息をついた
私はその理由を聞けないまま
ずっと 君の隣に座っている
目に見えない傷が
そっと体に流れてくる
二人がいままでどんな傷を背負ってきて
どんな風に乗り越えてきたのか
話したくても話せないこともあるよね
私も言えないよ 君が思っているよりも
綺麗な事ばかりじゃないから
君がいつか失くしたという
名も思い出せない何かを
私は見つけてあげられるのかな
どこかですれ違い忘れていく
そんな小さなもの
でも とても大切な心の一部
君がいない日々は矢のように過ぎ去り
なんの色も彩れないままで
ねぇ 私がここに生まれてきた意味を
君は知っているような気がしたの
ねぇ 君がここに生まれてきた意味を
私は知っているような気がする
二人 いつかあの丘から見た夕日は
今でも 私の心に焼き付いている
全てを飲み込んで溶かしていくような
紅く燃え落ちていく夕陽
君の横顔を照らしていた
与えられるものなんて命と名前だけで
十分だと思っていたあの頃だけど
君から与えられたもの全てが
こんなにも大きくて愛しかっただなんて
堪えきれず涙が溢れてくる
私がいつか失くしたという
名も思い出せない何かを
君は知っているのかな
誰もが持っているありふれたもの
そんなどうでもいいもの
でも とても大切な記憶の一部
君も私も歩いていくんだよね
どこまでも続く道 果てが見えない道
そんな中で出会った意味は
きっと私たちが一番よく知っている
君は言ったよね
君がいつか失くしたという
名も思い出せない何かを
私が持っているような気がすると
君は知っているのかな
私がいつか失くしたという
名も思い出せないような何かを
COMMENT
初めまして、返し詩を送ります。
遠くかすむ記憶を胸に、
今日、新しく、物語を描いて行く。
人生は、想い出の続きを描き、
懐かしさに記憶を紐解き、
今日、新たに、物語を作って行く。
人生は、想い出の主人公として、
自分を記憶に綴じ込み、
今日、新たに、誰かと出会う旅路。
人生という物語に、他生の縁に紡がれる、
二人の記憶を綴じ込み、
今日、未来へと、旅路の物語を綴る。
--
以上 by ヒロ
初めまして、ヒロさん。
確かに、人生って、想い出や物語を描いていったり、誰かとの出会いや別れを繰りかえす、旅路のようなものですよね。それでも、私たちは未来を見るために、前進していかなければならない。
ヒロさんのサイトにもまた訪問させていただきますね。