MY WORDS~KEY~
友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。
- 2025.04.20 [PR]
- 2008.05.11 鼓動
- 2008.05.09 Adult or Child?
- 2008.05.07 LIFE
- 2008.05.03 Piero
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鼓動
いま 僕より一歩前に出た
君の後姿があまりにも眩しくて
僕は一瞬 目を閉じてしまう
この胸の鼓動が聞こえる
一定のリズムで刻んでいく
二度とは戻れない時間の中で
いつかの終焉に向かって 確実に
ねぇ 心の中で叫んでいる
溢れ出す感情に対処できずに
ただただ 涙が流れてくるんだ
君の体温が あまりに優し過ぎて
さっき 僕が捨てたガラクタを
君はもう拾って抱きかかえている
君は何事もなく笑っている
この胸の鼓動が響いている
音もなく流れ続けている
だけど ふとした瞬間に
震えるほどの衝撃を与えるんだ
ねぇ 声を枯らして叫ぶから
例えどんな悲しみが襲っても
もう 泣いたりはしないから
君の鼓動が あまりにも力強くて
目と目が合って
手と手が触れ合って
それだけで全てが伝わってくる
君を彩る全ての宝物を
守っていく事が 僕の生きる意味
君のその体温と鼓動が
僕に伝わる限り
僕は君の側にいると約束しよう
Adult or Child?
誰かが適当に言った言葉に
いちいち傷ついてなんていられない
そんな繊細さなら 捨ててしまえばいい
君は君だけの道を歩いていくんだ
お気に入りのおもちゃを失くしたかのように
声を上げて泣きじゃくる友達に
「もう子供じゃないんだから」
と言ってみたりした
大人とか子供だっていったって
結局は守られたいだけ
自分は大丈夫なんだって言い聞かせたいだけ
だけど それが邪魔になった時
僕たちは大人を演じ始める
何もかもが手に入る世界だから
何もかもが恵まれすぎている時代だから
君と僕とが夢見た未来が
いちいち違っているからだなんて
そんなの当たり前でしょう 同じなんてありえない
僕たちは僕たちの道を歩いていくだけ
ふと手を止めて 目が覚めたかのように
前を向いて歩き出す友達に
「まだ大人じゃないんだから」
なんて言ったりして
大人とか子供だとかいったって
結局は守りたいだけ
自分が手にしているものを信じていたいだけ
だけど それが不安に感じた時
僕たちは子供を演じ始める
ただ 泣かなくなっただけの子供も
ただ 泣けなくなっただけの大人も
どちらも同じというのなら
一体 今の僕はどっちなんだろう
LIFE
突き刺さる人の目 名を呼ぶ誰かの声
その全てを受け止めながら
そっと目を開けてみる
君はあまりにも深く傷つきすぎて
疑い深くなってしまったから
ねぇ だけど
誰かを信じることは
同時に君自身も信じることになるんだ
もう お互いを正当化するのは止めよう
こんなことに意味を見出すこと事態 悲しすぎるよ
君も 他人の声ばかり聞いてないで
もう少し 目の前の真実を見てみよう
そこから何かが生まれるかもしれない
たった一言 言えたらいいのに
自分に素直になって
ありのままの気持ちを伝えたら
今とは違う 未来が見えただろうか
ねぇ 私が君の前で笑っているからといって
どこでも笑っているやつだと思わないで
君の前で泣いているからといって
みんなの前で泣いてるとは限らない
君は 私の何を知っているというの?
君は 私の考えを全部見据えたフリして
自分の理論と合わせて否定しているだけ
もう お互いを正当化するのは止めよう
こんなことに意味を見出すこと事態 悲しすぎるから
私も 他人の声ばかり聞いてないで
もう少し 目の前の真実を見てみよう
そこから何かが生まれるかもしれない
Piero
全く分からない顔
カタカタと音を立てながら
近づいてくる 道化師
誰よりも傷つきやすい君だから
君を消そうとする全てのものから
守ってあげたい
ねぇ どうか泣かないで
どんな悲しいことでも
可笑しく滑稽に思わせてあげる
それが私の仕事
こんなにも広い世界なんだから
たったひとつのことで
そんなにも悩むなんて
くだらないと思わない?
君に見せてあげよう
欲しい物がおもしろいくらいに
全てその手に入っていく快感を
一度 取り付かれたら
二度とは抜け出せない道
ねぇ どうか笑って
どんな痛む傷でも
魔法のように消し去ってあげる
それが私の仕事
私の表情なんて分からなくてもいい
笑っていても泣いていても
君を守ってあげることこそが
私の生きる意味
そう それが道化師
ねぇ どうか泣かないで
どんな悲しいことでも
可笑しく滑稽に思わせてあげる
それが私の仕事