MY WORDS~KEY~
友情、世間、感情、恋愛など、その時、その場所で、その人と感じたことを書き留めて、詞・詩にしています。感想、意見がありましたら、お気軽ににコメントしていって下さい。お待ちしています。
- 2025.04.20 [PR]
- 2007.07.23 ごめんね。
- 2007.07.19 a lady bird ~迷宮~
- 2007.07.14 YOUR PAIN
- 2007.07.12 暗い道
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ごめんね。
ねぇ こんなにも思っているのに
それでも報われないのは
他の誰のせいでもなく
ただ僕の思い違いだったんだ
その笑顔もそのむっとした顔も
僕だけに見せてくれるものだと
信じて疑わなかったけれど
生きる目的も
必要とする人も
必要とされる人も違う僕らは
同じ道を歩いているはずもなかった
例えば君と僕とが
二人きりだったとしても
楽しく幸せに過ごせるだろう
でもそこに愛というものは存在しなくて
ただ同じ世界の住人というだけ
君がその瞳で見つめている人も
僕がその人に嫉妬することも
全て 僕の思い違いだったなら
ねぇ こんな僕を笑い飛ばしてよ
それでも君が好きだったこと
後悔なんてしないよ できるわけない
君と出会ったことで思い出したこと
誰かを愛するということ
君が歩いていく道は
どこに繋がっているのだろう
僕の道とすれ違うこともあるのかもしれない
でも その時の二人は
きっと 今とは違う
いつまでも忘れないよ
僕の心の中で生き続けて行く人
でも あんな綺麗な夕日は
もう二度と見れないかもしれない
a lady bird ~迷宮~
こんな私に生きている意味があるのかな
なんて呟いたって
沈黙が答えを物語っている
心が張り裂けそうだった
涙が止まらなかった
いっそ消えてしまえばいいのに
過去も現在も未来も
世界を取り巻いているもの全て
こんな色を失くした世界で
一体何を期待しろっていうの
どこを目指して何を糧にすればいいの
誰もあてに出来ずに
たった一人で歩いてきた私が
一体何を信じろというの
こんな叫びは届いているのかな
こんな願いはどこに堕ちていくのかな
そう呟いたって
すぐに人ごみに飲み込まれていく
全て捨ててしまいそうだった
壊れてしまいそうだった
こんな手に握っているものなんて
ほとんどないけれど
必死に守ろうとしている私がいるのも事実で
こんな感情を失くした世界で
一体何を見て笑えばいいの
誰に肩を預けて何を守ればいいの
どこにも行けずに
たった一つの翼さえ失くした私が
どうやって飛べばいいの
誰かが言ってくれた言葉の分だけ
私が言えた言葉は少ない
誰かがくれた優しさの分だけ
私があげた優しさは少ない
きっと そんな自分にも気がつけていないの
YOUR PAIN
冷たい雨を降らせ続けて
全てを奪っていくかのような風が
世界を渦巻いている
君のからのメールの返事は
どとことない痛みを伴っていて
声にならない叫びが聞こえるようだった
君の苦しみが少しでも分かればいいのに
そう思っているのに
いつも気がつけずにいて
何事もないように君に笑いかけている
こんな私でごめんね
二人で分かち合いたいよ
幸せも希望も
苦しみも絶望も
ねぇ もっと君の思っていることを
私に響かせてほしい
君と私を繋げているものが
消えていくのが恐くて
今が夢ではないこと確かめるように
君の手を強く握り締める
震える手を押さえてでも
君に電話すればよかっただなんて
後悔したところで 君の悩みがなくなるわけでもない
君の傷を癒せてあげたらいいのに
そう思っているのに
励ませるような言葉が
何一つ頭に浮かんでこない 言えないの
こんな私でごめんね
立ちすくみ涙している君の手を
私はただただ強く握り締めていた
暗い道
先も見えない道の途中
誰かに呼ばれたような気がして
ふと振り返ってみた
誰もいないって分かっていたけれど
それでも振り向かずに入られなかった
きっと誰もがこんな苦しみを
その背に背負ったまま生きているんだろう
だけど時々思ってしまうんだ
今この瞬間 不幸を感じているのは
私だけなんだって
何も見えなかった
見たくなかった
目の前で輝き放つ光も
幸せそうに笑い合う人々も
全ていなくなってしまえって
そんな自分勝手なことばかり考える
私自身が
私は許せないんだ
側にいてくれた人の優しさも愛も
痛いくらいに分かっているのに
どうしてなんだろう
それを受け入れようとしない
強がっている弱い自分がいる
いつまで経っても変わらない信号を
待っているくらいなら
遠回りしていけばいいのに
勇気がない私は
いつまでも信号の前で立ち尽くしている
何も聞こえなかった
聞きたくなかった
すぐ側でざわめく人ごみも
意味だけ並べかえる言葉たちも
全て消えてしまえって
自分でも嫌になるくらいに叩きつけられて
私自身が
消えてしまえばいいのにと思った
先も見えない道の途中
誰かに呼ばれたような気がして
ふと振り返ってみた